40歳・50歳といった年齢から建築業へ中途採用という形で転職を目指す場合、まずは建築業がどういった業種なのかを知っておくことが重要です。

建築業と似て非なるものに土木業がありますが、こちらは橋や道路といった、地域を住みやすくするための構造物を作ることを目的としています。一方で、建築業は住宅やビル、店舗といった建物を作る業種です。これが「建設業」であればどちらもひとくくりにしたものになりますが、建設について定められた法律の「建設業法」では電気工事や舗装工事も含まれます。そのため、自分が希望する仕事がどの業種なのかを、まずは確認しておきましょう。

次に押さえておきたいポイントが、希望する職種で役に立つ資格を知っておくことです。既に資格を持っているならそれを利用して転職を有利に進められますが、持っていない場合は資格取得も視野に入れることが重要なポイントとなります。

建築業で役に立つことが多い代表的な資格は、以下の3つです。

• 建築士（一級・二級）
• 建築施工管理技士（一級・二級）
• 宅地建物取引士

建築士や一級建築施工管理技士のように実務経験が必要なものもありますが、宅建などは実務経験なしでも受験することが可能です。合格率は高くありませんがチャレンジをする価値があり、合格すれば転職を有利に進められるでしょう。

これらの専門的な資格に加えて「車両系建設機械運転者」や「高所作業車運転者」などの工事車両を運転するための免許や、多くの作業員と一緒に移動するための大型自動車免許などもあると中途採用の成功に繋がります。

綾歌郡だけでなく、全国的に中途採用は新卒よりも仕事に対する興味や理解度が高く要求されることが少なくありません。企業側は即戦力を期待しての採用はもちろんですが、興味が薄い・仕事に対する理解度が低いといった場合はスキルがあっても長く働いてくれるビジョンが持ちづらいため、採用を見送る場合もあります。

特に建築業の中に含まれる建築板金などは知名度がそこまで高くないこともあり、職種の特徴や仕事の流れなどを理解しているかどうかを面接で聞かれることもあるのです。実際に仕事の様子を見に行くなどの研究をしっかりと行ったか、明確なビジョンがあるかの有無で面接での答え方も大きく変わってきます。

もちろん、こういった研究をする中で面接を受けようとする企業について調べることも重要です。給料面などが良くても会社の雰囲気が悪く、経営方針が身の丈に合ったものでない場合は業績が傾く不安があるので、企業選びのリスク回避にも繋がります。

40歳や50歳になってからの転職で、建築業への中途採用に挑む人は増加傾向にあります。そのためには、建築という仕事はどういった内容の仕事をする業種なのかということやその業種で働く際に有利になる資格は何があるかなど仕事に対する研究をしっかりすることが重要です。

綾歌郡にある有限会社六車建築板金でも、積極的に中途採用を行っています。綾歌郡で中途採用をお考えで、応募にあたって気になる点などがございましたらまずはお気軽にお問い合わせください。